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2007年05月03日

ピロリ菌 除去

ピロリ菌を完全に除去することが健康にとって本当に良いことなのかについては、ピロリ菌感染者には花粉症が少ないという研究発表があったように、とても難しく判断するのが困難な状況ともいえます。腸内細菌をはじめ、体内に入った多くの細菌が体内でよい働きをしていることもあり、ピロリ菌が何かしらの恩恵・好影響を与えていることもあるかもしれません。

しかし、ピロリ菌の除去をすることによって、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発が明らかに減少することが報告されています。胃潰瘍、十二指腸潰瘍は、一度よくなってもまた、必ずといってよいほど再発して薬をなかなかやめることができないことが従来多く、ピロリ菌の除去による除菌治療効果がますます注目を浴びているのです。

ピロリ菌の除去は、抗生物質と胃酸を抑える薬など数種を1週間程度服用し、1ヵ月程、後に再検査し、除去状態を確認します。ピロリ菌の除去・除菌が必ずしも成功するとはいえません。(除去率は70〜80%と言われています)

抗生物質による耐性菌などの影響があり、何度も薬を服用することは避けたほうが良いと考えられます。普段からLG21などの乳酸菌ヨーグルトを食生活に摂りいれるなど、予防が大変重要です。


「胃の中の細菌」をめぐる論争 〜2〜
しかし、この説に対して異を唱える研究者も多く存在した。19世紀当時、細菌学はロベルト・コッホらの活躍によって隆盛を極めていたが、当時行われていた培養法では、この「胃の中の細菌」を分離培養できず、生きた菌の存在を直接証明できなかったためである。また細菌学の黎明期にはコレラ菌やチフス菌など、多くの消化管感染症の原因菌が研究されたが、胃は胃酸による殺菌作用によって、これらの細菌感染に対する防御機構としての役割を果たすと考えられおり、このこともしばしば反対派の論拠として挙げられた。胃ですべての菌が死滅するわけではないものの、そこは生命にとって劣悪な環境であり、細菌は生息できないと考えられていたのである。

そして1954年、アメリカの病理学者で消化器病学の大家であった、エディ・パルマー(Eddy D Palmer)が、1000を超える胃の生検標本について検討した結果、らせん菌が発見できなかったと報告し、Freedbergらの報告は誤りであると主張した。この報告によって、それまで報告されてきたらせん菌は、一種の雑菌混入(コンタミネーション)によるものだったのではないかという考えが主流になり、一部の医学研究者を除いて、「胃の中の細菌」に対する研究者の関心は薄れていった。
<フリー百科事典ウィキペディアより>




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